
シロー「そういう意味じゃ、前の時から気になってたっすけど……以前までのそういう突発性異能力者って、大体単独か多くてせいぜい二人までとかだったっす」

シロー「例外がフラクチャー連中のバカ騒ぎと、拠点襲撃の際の同時多発くらい。
特に集団での行動となると、まず見ることはなかったっす」

シロー「だというのに、前の虫型にオレらが会った連中、リーファさんが戦った連中にと、妙に規模がでかくなってる気がします」
アイオワ「Hnn……」
シロー「それに、さっきアイオワさんが言った『別の目的があってのもの』ってのと照らし合わせると……」

アイオワ「未だ見えぬ敵にとっても、想定外の何かが動いている可能性がある。ということになるかしら?」
シロー「そういう印象があるっす。オレはそう感じました」
アイオワ「Hmm……仲間割れ、それとも……違うわね。今はそんなことを考えても答えなんかでないわ」
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グリス「いいんスか旦那ぁ。せっかく集めた兵力をこんなしょーもないところで使いつぶして」
ルナティック「所詮失ったのはローエンド連中、失ったところで代わりは幾らでもいる。
痛くも痒くもないネ」

ルナティック「ヒーローどもの体たらくに悪者どもの跳梁跋扈。表層化していないだけで不満のあるものなど幾らでもいル。
私はその心の隙間に、炎を差し入れるだけだヨ」

ルナティック「恐怖と喧騒が広がるだけで人の心は支配できる……ワタシの能力があればネ。
……連中の企て、そっくりそのまま利用させてもらうとするヨ」