
シロー「……ってことがあったっす」
アイオワ「Hnn、まぁ何事もなくてよかったわ。それで、気になる事って?」
シロー「はいす。あの後アインとちょいちょい話したんすけど……」

シロー「どうもアラビスタ軍にいた時から前までの記憶は端々抜けた形で残ってて、たぶん撃墜されたときから今……ヴィダと戦ってる途中くらいまでがごっそりなくなってるみたいっす」
アイオワ「Hnm……それで、シロー的にはどう見るの?」
シロー「まぁ、正直ヘンなヤツだとは思いますけど……」

シロー「あれでスパイとかだったら正直怖いってくらい素直で裏表ないタイプっすし、人柄も割といいからか、一般の人とももう仲良くなってたみたいっす。
それに本人もオレらの力になりたいって言ってますし……オレとしても、そういう意思は尊重したいってか……」
アイオワ「Nonnon、そうじゃなくって」
シロー「へ? じゃあなn……」
ぐ ぃ っ

アイオワ「彼、使えそうなの?」
シロー「、……性格上、不安定なトコはありますけど、戦力としてなら折り紙付きっす。私見としては、ヴィダと交戦した時と同等以上の力は出せると……」
アイオワ「Hnnn……」

アイオワ「OK! 断る理由もないし、他のみんなもいいなら彼を仲間として迎えましょう!
Heh-heh……期待しちゃうからね☆」
シロー「そ、そりゃよかったっす……」
アイオワ「Ah-ha?」

シロー(アイオワさんマジでやり手だからたまに怖いんだよなぁ……
だから第零に来たのかもしれないけど……)
アイオワ「どうかした? MeのNice bodyに見とれたのかしら?」
シロー「いやまぁ、はは……そういえばあともう一つ、気になることが……」