ぐぅ~・・・

マシュ「はぅぅ、おなかすきました……戻ったらみんなでお昼にしましょう」
アイン「っ、お昼……みん、な……!? その……」
シロー「ああ、アインも一緒にな。よければ君もいいよ」
アイン「おれも……!」
喜子「わっ、私も……!?」

マシュ「そういえば、アインさんの好きな食べ物ってなんですか?」
アイン「お、おれは……えぇと……菓子パン、とか好きだ」
シロー「(り、料理じゃないのか……)えと、なんでだ? やっぱ種類多いからとか……」

アイン「……2、3分あれば、流し込める、から……時間が、かからない……」
喜子「あ……」
シロー「あ゛っ……(しまった、地雷……!)」

マシュ「? えぇと……それってどういうことですか?」
シロー「聞くなマシュ! 聞いてやんな!」
アイン「……いいんだ……おれには、お似合いだった……」
喜子「そ、そんなことはないぞ! 甘いものは我も好きだ!
そうだ! 今度一緒にカレーうどんでも食べにいこう!」

アイン「そうかっ! じゃあいつ行く!?」
喜子「ぅ、あ……いつか、というと……」
アイン「…………」

アイン「……すまん、気を遣わせたうえに空気も読めず……」
喜子「うっ、ウソではない! 堕天使は約束を必ず守る! 絶対だ!」
マシュ「パンケーキのおいしいお店があるって莉子ちゃんから聞いたんで、今度みんなで行きましょう!」

アイン「…………」
シロー「……アイン?」

アイン「……今から楽しみで、眠れなくなりそうだ……!」
シロー「そ、そうか……(浮き沈み激しいけど、基本素直なんだよなぁ……)」

シロー(……、……ん?)