ガシャッ ガシャッ

(違う、守ってたんじゃない……ヨハネ様が言ってくれたから、一緒にいただけで……おれは……
またこうして……!)

喜子「待って、アイ……怖い、です……!」
アイン「ヨハネ様……おれは……おれは、逃げ出したんだ……!」
喜子「えっ、な、に……?(声、振るえてる……涙ぐんでる? なんで……?)」

アイン「なにをすればいいのか、わからなくなって……ただいるだけなのに辛くて、思わず逃げ出してしまった……!
それが……また、おれのせいで……迷惑になって……!」
喜子「、……!」

喜子「と、止まって……止まってください!」
アイン「……!」
ざ し っ ・ ・ ・

喜子「……その……わかる、のだ。わたっ……我は……」
アイン「……!」
喜子「アインの気持ち……わかり、ます……」

喜子「我が下界に……浦女に入学した、初日……我は、盛大にやらかした……
うっかり
アイン「なっ……!?」
喜子「翌日、滑りすぎて体調を崩して……その次の日には恥ずかしくなり……
我は、学校に行かなくなった……」

喜子「だが我は、このままではいけないと思った……怖いけど、また学校に行きたいと思った……
だからいくじなしの己を克服するため、こうして下界……外に出る訓練をしていたのだ……!」
アイン「…………!」
喜子「……リトルデーモン1号、アインよ……!」

喜子「逃げていては何も変われぬ! 前に進むことはできぬ!
汝は……汝は、今のままでよいのか!?」