マシュ「アインさんどこに行ったんですかね……?」

シロー「見当つかないけど、あれはでかいし悪目立ちするからなぁ。

 騒ぎになってないってことは、表通りに出てないってことだと思うが……」

マシュ「となると、いつも通り裏路地ですね」

シロー「……変なのに絡まれてたりしないといいけど」






アイン「それで、おれはなにをすれば……?」

喜子「我を護り、掛かる火の粉があれば振り払えばよいのだ」

アイン「う……上手く、できるだろうか……」

喜子「一緒に歩くだけですよ……」





喜子こほんっ! して、汝の名はなんという?」

アイン「お、おれは……アイン……」

喜子第一の、始まりのアインか、フフンっ、その黒いボディといいますます我好みのようだな!」

アイン「……プレッシャーが辛い……」

喜子「……こ、こほんっ!





喜子名乗るのが遅れたようだな! 我こそは堕天使ヨハネ! 神聖なる天界を追われし麗しき……





ガ ッ





べ し ゃ っ !



喜子へばっ!?





アインだっ、大丈夫かっ!?

喜子「い、いたた……だ、だいじょぶです……」