
イオナ「ん、あれ……?」
アイオワ「What? どうかした?」
イオナ「つーしんの調子よくない……げーいんさがしてみる!」
アイオワ「Hmm、気になるわね。OK、お願いするわ」
ざっ ざざっ・・・

「青いMSに2度……女剣士に一度……」

「武器や装備に付着させたとはいえ、さすがに時間かかったなぁ……ま、」
ず ず ず ず ・ ・ ・

「増殖、結合……」
< 異能力『ウィルス』>
体を細胞レベルにまで分解し、群体として活動することができる。

分解状態では魔力やエネルギーを吸収することで増殖し、微細な魔力に分割されるのでレーダーや探知による探知は困難を極める。
が、分解状態での攻撃力、殺傷能力はゼロに近い。
「バグルアップ……」
ざ し っ ・ ・ ・

パラドックス「コンティニュー……まだまだ遊び足りないねぇ……!」
ウィルス量が一定数まで増殖することで、元来持つ肉体へと結合することができる

イオナ「えっ……ないぶ……基地のなかにみかくにんの魔力はんのー……!?」
アイオワ「What!? 発信源はどこから?!」

イオナ「はんのーふくすう! 基地8階からいどーちゅー!」
アイオワ「内部セキュリティ作動、スクールガール達のいる居住エリアから一階正面入口までの通路を除いて隔壁閉鎖!」
イオナ「う、うん!」

ビーッ! ビーッ!
イオナ「えっ!? さどーできない、どうして……?!」アイオワ「、落ち着いてイオナ。スクールガール達は私が迎えに行くけど、Enemyのターゲットを絞り切れないわ。
ここまでくるかもしれないから、自分の身はちゃんと自分で守るのよ?
イオナ「り、りょーかい!」