「ね、一つだけいいかな……?」

シロー「なに?」

「……あの時……私が、シローに助けを求めた時……」





「なんで、あんなあっさり……信じて、くれたの?」

シロー「……なんで、ってか……まぁ……

 錯乱してるなとは思ったから正直、頭から全部信じたわけじゃなかったよ」

「じゃ、じゃあ……なんで……」





シロー「逆に言えば、そんだけ必死になってるってことはそれだけ抜き差しならない事があったから、とも思ったしさ。

 ……それに、曜の言うことを信じなかったら、千歌を助けられなかっただろ?」

「…………!」

シロー「まずは相手の言う事を信じてから、そうしないと何も始めることはできない……まぁ、オヤジの受け売りなんだけどさ。

 その結果千歌を助けられたんだから、あながち間違いじゃないって思ってるよ」





シロー「それとテレビならそのクレードル、手のところのコンパネ弄れば表示されるよ」

「えっ、そうなの……じゃなくてっ、あれ?」

シロー「ははは、でも、体に障るから夜更かしはするなよ。

 必要なものがあったらオレが買ってくるから、コンパネの内線で呼んでくれ」





シロー「……今夜は、安心して休んでてな」

「えっ……」

シロー「いやなんでもない。それじゃ、おやすみ」

「お、おやすみ……」





「なにさ……かっこいいじゃん……」





 おまけ

そういえばメガネかけるタイミングなかったなぁ……