
SIBマックス「少し話をしよう。
……正直な話、警察機関は君達ヒーローのことを快く思っていない」
シロー「まぁ、なんてーか……そうだろうとは思ってたっす」
SIBマックス「特に、上層部ほどその傾向は顕著だ」

SIBマックス「数か月前より頻出した異能力者犯罪の増加。その社会的混乱に対し、一般人の中から異能力を用いた治安活動を行う者達が現れた。
力を落としたと言われる、モリビトに代わるようにな」
シロー(……あの、事件……)
SIBマックス「お前達ヒーローのおかげで、今現在の安定は成り立っていると言える。
だがそれに対し……我々警察は後手に回ってしまった」

SIBマックス「もともとモリビト機関に頼っていたツケもあり、今、市民の警察への信頼や期待は薄い」
マシュ「そ、そんなことは……」
SIBマックス「お巡りさんとは、そいつがここを通るぞって事を周囲に知らせ、犯罪抑止と市民への安心感を与えるものだ。
少なくとも俺はそうだと考えている」

SIBマックス「それが、『ただ見回りをするだけで事件解決はしない』、と陰口をたたかれることもザラだ。警察よりヒーローの方が頼りになるなど、もういやというほど聞いた」
シロー「…………」
SIBマックス「だがそれは俺達の過失だ。否定するつもりも、言い訳をするつもりもない」
マシュ「は、はぅぅ……」
SIBマックス「だから、だ」

SIBマックス「法整備を終え、装備も整い……俺達、『機動強襲警察』が結成された
もう、モリビトやヒーロー……ヴィジランテに頼らずとも、我々の手で治安と市民の平和を護ることができる」
シロー「っ……」