シロー「待たせてすんまs……」

SIBマックス「いや、気にしなくていい」

マシュ「け、警察の方、ですか……?!」

SIBマックス「そうだ。君とは以前に会ったことがあるな」





SIBマックス「しかし、ヒーローの秘密基地がこうとは……随分と余裕があるようだな。我々とは大違いだ」

シロー「……今日は、何の用で……?」

SIBマックス「一般人がらみで、警察が押し掛けてくるような案件がある……

 しらばっくれるつもりはないよな?」

マシュ「ひ、ひぃぃ……!」



と さ っ

SIBマックス「両親族から預かってきた。着替えとある程度の日用品だ」

シロー「、へ?」

SIBマックス「そちらの隊長が話を付けてくれたおかげでトントン拍子だったが、警察を使いっ走りにするのはどうかと思うな」

マシュ「ご、ごめんなさい……ありがとうございます!

SIBマックス「いいさ。市民のためならな。

 …………」





SIBマックス「事件の隠ぺい、独自行動による事後も含めた処理。後発的な警察への連絡……どれも、褒められたものではない」

シロー(一応、モリビト機関の活動扱いじゃないしなぁ……)

SIBマックス「そもそもでいえば、巷ではヒーロー活動と呼ばれるものも、一つの私刑に過ぎない。視方を一つ変えれば……犯罪行為のそれと同じだ」

マシュ「は、はぅぅ……」





SIBマックス「だが事実、君達の行いにより助けられた一般市民は多い。その中には、俺達では間に合わなかった、助けられなかった者もいる」

シロー「、……」

SIBマックス「警察組織として、君達の行いを褒めることはできないが……

 今は、そのことを咎めるべきでもないな」

マシュ「はぅぅ……」