千歌あのっ、曜ちゃんを助けてくれてありがとうございました!

「いやいや助けたのはこっちの……私も、助けてもらったんだよね。

 千歌と私を助けてくれて、本当にありがとうございました」

シロー「いいって。二人とも無事で何よりだよ、ホント」





シロー「それに曜には、千歌を助けるの手伝ってもらったしな。お互い様だよ」

千歌 ……曜ちゃん、ありがと……あの時、曜ちゃんの声聞こえて……

 ホントにありがとうね……!」

「も、もーいいって! 千歌が無事ならそれでよかったし、私はなんにも……」



ふ ら っ



千歌「よ、曜ちゃん!?

シロー「っ、と。大丈夫か?」

「う、うん……ちょっと、疲れたみたい……」

マシュ「お二人とも大変だったから、無理しないでください」





シロー「親御さんと学校には連絡しといた。入院扱いってかになってるから、一日二日はここにいたほうがいい。

「で、でも……」

シロー「人格はともかく、腕のいい医者もどきもいるしさ」

「う、うん……わかった」





千歌「ひゃぁぁ、なんだかいたれりつくせりで申し訳ないよぉ」

マシュ「えへへ、そんなことないですよ。ゆっくり休んで、元気になってくださいね!」

千歌うん!