
シロー「そういや、なんてーか……ウチで治療したこととかなんだけど……」
クリス「ふむ、彼女らの実家及び学校に連絡は入れてある。そういう意味での問題はないさ」
シロー「……問題なかったのか? ホントかよ……?」

クリス「学校側のほうはどうも、生徒会長さまとやらがそっち方面に理解があるそうでな、諸々取りまとめてくれたようだ。
シロー(ダイヤ、かな)
クリス「家の方は……まぁ灰髪の小娘の方はともかく、オレンジの方の両親は何というかまぁ……ウチの総長に似てたそうでな、トントン拍子に終わったそうだ」
シロー「(母さんにか……)マジかよ……」
クリス「あとはアイオワの説明交渉術に感謝するのだな」

クリス「まぁ後はともあれ、目を覚ますのを待つのみ。人事は尽くした、よくやったではないかね」
シロー「オレ一人でやったわけじゃなけど……まぁ、な」
クリス「ところで、戦闘はこちらもモニターしていたが、あの力は……

マシュ「先輩先輩っ!」
シロー「、どした? 訓練は午後からって……」
マシュ「それがですね! それがですよ!」
シロー「……一旦落ち着けって。だからどした?」

マシュ「千歌さんが目を覚ましました!」
シロー「っ、マジか!?」
マシュ「ホントですよ! 曜さんも嬉しそうにしてて……!」
クリス「ふむ? もう一日二日はかかると思ったのだがなぁ」

シロー「すまんクリス、見てくる。改めて、いろいろと助かったよ」
クリス「構わんよ、この天才に存分に感謝するがいいさ。それより、わきまえているだろうとは思うが……」
シロー「千歌にも曜にも無理させないし騒がないって」

マシュ「先輩、早くいきましょう!」
クリス「そこな先輩、その後輩を大人しくさせてから行くことだな」
シロー「~~、わかってるって。行こうマシュ、歩いてな」
マシュ「は、はい、先輩!」

クリス(引っ掛かる……何かを、見落としているのか……?
天才の、この私が……?)