
つばさ「少し、痩せたか?」
シロー「……痩せた感じは、あんまないっす」
つばさ「そうか。私の気のせいならいいが……顔色が優れないようにも見えるぞ。
ちゃんと食べて、しっかり寝ているか?」
シロー「…………」

つばさ「……少し見ない間に、随分と傷だらけになったな」
シロー「そうっすか? てか、服の上からって……」
つばさ「ふふっ、気付いていないのか? 自分の体だというのに……」
シロー「……すんません。でも……」

シロー「オレは、つばさ先輩と違って……体張るくらいしか、できないっすから」
つばさ「、……シロー……
……よしっ、」

つばさ「せっかくだ、久々に手合せでもしてみないか?」
シロー「……でもオレ、剣を……」
つばさ「ふふっ、なにを言っている」
ひ ゅ っ

ぱ し っ
シロー「っ、……?!」つばさ「ここは夢の中なんだ。この程度の我儘くらい通らなくては困るというものさ」
シロー「……でも、っす……」
つばさ「…………」

つばさ「……私とて、久々にキミに会えて嬉しいんだ。
そんな私の我儘だ……聞いてくれないか?」
シロー「……ずるいっすよ。夢の中ったって……」

シロー「そんな頼まれ方したら、断れるわけないじゃないっすか」
つばさ「ふふっ、さすが私の後輩だ!」