シロー「すんません、なんか心配かけたみたいで……ホント、大丈夫なんで……」

??? 「でもせっかくだからお話でもしない? 気晴らしになると思うし」

シロー「いや、でも……」

??? 「あらやだ、フフ。そういえば、自己紹介がまだだったわね」





カムイ 「財団『白夜』の代表、カムイと申します。

 兼ねてより、活躍は拝見させてもらってるわ。『サムライブラック』さん?」

シロー「っ……!?





カムイ 「でも驚いたわ。街で噂のヒーローが、娘と同じくらいの子だったなんて」

シロー「いや、えっと……(……娘?! オレと同じくらいの!?)」

カムイ 「フフフっ、あの子も母の心配を他所におてんばばかり。

 自分のしたいことをしてくれるのは構わないのだけど……」





カムイ 「たまに怪我をすることもあるし、もっと自分の体を大事にしてくれないと気が気じゃないわ」

シロー「……娘さんのこと、大事に思ってるんすね」

カムイ 「、あらやだ、フフっ。ごめんなさいね、つい……」





カムイ 「でも、娘を大事に思うのは、母として当然のことよ。

 大事な我が子が傷ついて悲しむのは当たり前なんだから」

シロー「…………」

カムイ 「親の心子知らずとはいうけど……もうちょっとだけ、心配する母の事を想ってほしいですね」



す っ ・ ・ ・

カムイ 「あなたも、誰かを助けることは立派な事だけど……

 あんまり、大切な人に心配かけちゃダメよ?」

シロー「っ……はいっす……!(……?)」

カムイ 「フフフっ、いい子ね」