
クリス「では、こちらも集めたデータの整理をしておこう。その後にすり合わせと今後の行動を、ということでよろしいかな?」
アイオワ「OK! それじゃ、私達も準備しておかなきゃね!」
リーファ「そうですね。警邏交代に併せて、全員集まれるよう調整しないといけませんね」

クリス「……首尾はどうかね?」
???「問題、無いと思います」
クリス「ふむ、キミがそういうなら問題ないだろう。とはいえ、こんなくだりではまるで悪役のような気もするがなぁ」

クリス「しかしキミが居ながら追跡対象を見逃すばかりか、シローに手荒い足止めをするとは……
どんな心境の変化があったのかね?」
???「……任務を蔑ろにしたことは、謝ります」
クリス「いぃや、別に責めようというわけではない。何故キミがそんな行動をとったのか、天才の私とて人の心までは読めないだけさ」
???「…………」

???「……普段のような冷静な判断ができておらず、感情に引きずられる形の過剰な力の解放……
あのままだとシr……『彼』は、敵を倒すのではなく殺してしまう。そう判断し、彼を止めに入りました」
クリス「ふむ……確かに、間近で戦ってキミに気付かないなど、以前の彼なら有り得べからざることだろうなぁ」

???「……大事なのは、過去の過ちに縛られることではない……
それと向き合い、背負い……そこから、何ができるのか……
何をするべきで、何をしたいのかに気付くこと……
私は『彼』に、そう教わった……そう、教えられたと、思ってます」

???「だから、私は……自分の過ちに縛られ、あんな剣を振り回そうとする『彼』が……
許せないんです」
・・・・・・・・・・・・・

シロー「すんません、なんか心配かけたみたいで……ホント、大丈夫なんで……」
??? 「でもせっかくだからお話でもしない? 気晴らしになると思うし」
シロー「いや、でも……」