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リーファ「それで、怪我の事後経過を考え無茶しないようにと雑用回りの買い出しを言い渡された矢先の独断専行。
その挙句に敵性異能力者と交戦、取り逃がし、シローくんも気を失いマシュ達に助けられた。以上で間違いありませんね?」
シロー「……すんませんっす」
リーファ「それは返事になってませんよ?」
シロー「~……はいっす」

アイオワ「Meとしては無事で何よりだったけど……」
リーファ「ですが、シローくんの事ですから忘れてはいませんよね? このような事態に備え、基本は単独行動を避け連絡は密にとるように、と」
シロー「……。……すんませんっす」
リーファ(……言い訳は、しないんですね)

リーファ「シローくん、剣を」
シロー「え、……はいっす」
す っ

ぱ し っ
リーファ「この剣は、返してもらいます」シロー「っ、えっ……!?」
リーファ「言ったはずですよ。この剣に相応しい男になってください、と」

リーファ「この際なのではっきりと言わせてもらいます。
今のシローくんは、この剣に相応しくありません」
シロー「っ……!」
リーファ「ですので、没収します」

リーファ「それに伴い、貴方の第零特務部隊としての活動を一時凍結します。そうですね、アイオワさん?」
アイオワ「Hmm……仕方ないわねぇ。営倉や懲罰房は流石に無いから謹慎扱いだけど」
リーファ「活動一時凍結の意味、シローくんならわかりますね? また勝手なことをすれば……もう言い訳も言い逃れも聞きませんよ?」
シロー「~ー……はいっす」

リーファ「敢えて、厳しい言い回しをさせてもらいますが……
シローくん、あなたには失望しました」
シロー「っ……」
リーファ「今後の身の振り方、よく考えておいてください」