ざ し っ !

パラドックス「はい見ーつけた。どうした? ちゃんと逃げないと」
莉子「ひっ……!」
パラドックス「死ぬ気でがんばらないと、殺されちゃうよ☆」
ヴィダール「…………」

ヴィダール「もう一度だけ聞く。
お前は、俺に助けを求めるのか?」
莉子「っ…………!」
ヴィダール「俺はお前の意志を尊重する……決めろ」

莉子「お願い、助けて……助けてっ!」
ヴィダール「…………
二言はないと言ったな」
ざ り っ

ヴィダール「確かに、聞き入れた……!」
パラドックス「あれ~? おれがさっき言ったこと、忘れちゃってたわけ?」

パラドックス「誰かに助けを求めたら、そいつも殺すって」
莉子「っ……!」
ヴィダール「……ふんっ」
ガ チ ッ

ヴィダール「二言はないと言った」