ヴィダール「一メートル四方のケーキに紫色のソーダだと?

 毎度ながらあるわけがないだろう。アイオワはなにを言っているんだ……ドクトルペッパーあたりでいいだろう」

イオナ「…………」

ヴィダール「それと確か、シローは炭酸が飲めなかったな。マシュは……まぁなんでもいいだろう。リーファは……」





イオナ「ねえ、おじさん」

ヴィダール「……おじさんと呼ばれるほど年は取っていない」

イオナ「……ヴィダールは、……~~……」

ヴィダール「む…………」





ヴィダール「俺が隊に入ってから数か月。ここ最近は忙しかったが、常に臨戦態勢、常在戦場というわけではない。むしろ俺は出番が少ないくらいだ」

イオナ「…………」

ヴィダール「シローが言っていなかったか? 日常に居てはいけないわけではない、時には息抜きも必要だとな」

イオナ「……!」

ヴィダール「……む、言っていなかったか……奴ならそう言うと思ったのだが……」





ヴィダール「つまらん話ばかりですまないな」

イオナ「……ううん、そんなことない。ありがと」

ヴィダール「む……」





イオナ「ガチャガチャやっていい?」

ヴィダール「それでいいのか? ……いや、二言はないと言ったな」

イオナ「……えへへ」




ヴィダール「ガチャガチャとは……初めて見たな」

イオナ「うん。ウーパーくんかわいいから好き」

ヴィダール「しかし、何が出るのかわからんのだろう?」





イオナ「おなじのでちゃってもかわいいし、ちょっとずつ集めるからたのしいの。
 めずしいのがでたらうれしいし」

ヴィダール「一種のくじのようなものか。なるほどな」