モリビト襲撃から数か月が経ち……

世間は、少しずつ変化していった。




ど ど が ぁ っ !



異能力者だ!

無差別!? モリビト! 警察でもハーネス軍でも誰か早くっ!


 野良の異能力者犯罪の増加……これは抑圧されていた連中のタガが外れたからだと言われてるが……
本当に、そうなのだろうか?



バ バ シュッ!

ど ど ご ぉ っ !


???はいはいはいはいお立ちあ~いっ!


 そして当然というか必然というか、悪があるなら正義があり、タガが外れるならそいつらも同じ……
無認可非合法の正義を名乗る者達。


ざ し っ !



ガンビットラピッドヒーローガンビット

 ご期待通りにただ今参上っ!

ガンビットだ! ヒーローが来てくれたぞっ!


 悪く言うつもりはないけど、以前だったら自警団と呼ばれていたような連中……
誰がそう言ったかヒーロー達が、台頭し始めていた。





ガンビット来いよヴィラン! オレが相手だっ!


 光があるから闇が生まれ、闇の中に悪が生じる。そして悪が表に出てきた今、光の中から正義が現れる……

 正義と悪との主張のし合いせめぎ合い。こうなってはどちらが先かどちらが正しいかなどは問題ではない。





マシュ「これは、予定外ですね……どうしますか、先輩?」

「多分陽動だな。ガンビットヒーローが戦ってるみたいだけど、放っておくのもな……

 あっちにはヴィダに行ってもらおう。その分こっちもがんばんないとな」


 だが、だとしたら……正しい正義とはなんなのだろうか。





シロー「……てか、その先輩ってのやめろって。同い年だろ?」

マシュ「いえ、お断りします。私にとって先輩は先輩です」

シロー「、~~……じゃあそれは後でな。行くぞ!

マシュはい!


 当然、それに答えられるものもいなく……

世界には、少しずつ……混乱が広がっていた。