???「だが貴様は逃げた。その助けてくれた仲間達から……!」

シロー「そうだ……逃げちまったんだ。自分で壊してしまったから、その事実が怖くて怖くて……みんな、投げ出して……

 傷つけちった。大切なもの、全部……」





???「失敗すると自分を卑下する。他人のせいにしたくない、と言えば聞こえはいいが、結局は自分勝手な考え込み。己に酔っているだけだ」

シロー「その通りだって、今なら思う……恐怖を言い訳に、逃げるために誤魔化してた……オレのダメなところだよ」





???「自身で足元に穴を掘り、そこに隠れうずくまる……その間、周りの姿も見えなくなる」

シロー「そのせいで、大事なことも忘れるんだ……

 すまん、ごめんじゃなく……ありがとうって、言うことを」





シロー「だから……今は、感謝してる」

???「…………」

シロー「そんな、初歩的ってか……オレ自身の弱さに、大切な人たちに……

 当たり前のことに、気付かせてくれて、さ」





シロー「最初は認めたくなかったけど……

 お前は、オレで……オレはお前。お前も……オレ自身、なんだろ?」

???「…………」

シロー「おかげで、少し……ははは、上手く言えないな……」





シロー「多分、もう……うん、大丈夫だ」

???「…………」

シロー「……ありがとう」

???「……、…………」



ウ ッ ・ ・ ・






・・・・・・・・・・・・・







シロー「……ん……ん? あれ……?」





シロー「……アイツは……?

 、……そうか……」





シロー「……ありがとな」