???「……今度は起きていたようだな」

シロー「……まぁな」

???「だが抗おうと無駄なことだ。どう足掻いても貴様は……」





シロー「被検体番号46番

???「…………」

シロー「オレ自身を指し示す言葉で……オレの名前もそこからとられた……」





 旧組織時代に生み出された生物兵器の46番目。

聖遺物の力を用いて、『裏返り』を抑制、制御することを目的に開発された。

 結果として、抑制には成功したが……制御には至らなかった。『裏返り』の力を起動すれば一方通行になる……暴走兵器、失敗作……





シロー「まだ、誰にも話せてない……オレの正体……

 オレの事実の、一つだ」

???「……それがどうした?」

シロー「……確かに、どうしたって話だよな……そうだったんだよ」





シロー「そんなことを隠して、ヘラヘラ笑ってるオレを……

ばれたら、誰も近寄らなくなるって思って、怖がってるオレを……

 助けに来てくれた……助けてくれて……」





シロー「つばさ先輩が、オレに教えてくれた……どんなになっても、オレはオレだって……

 純粋な、破壊のためだけの力でも……

そこに正しい意志があれば、大事な誰かを護ることができるって」