
リーファ「さて……シローくんは、どれくらいで帰ってこれるでしょうか」

リーファ「私は『あの森』を出るのに、2年かかりましたから……」
・・・・・・・・・・・・・

???「逃げてきたんだな」
シロー「っ、なっ!?」
???「おれにはわかる」

???「報われぬ努力に、仲間の重圧に……
自分の仕出かした罪に……」
シロー「っ、……なに、を……オレは、ただ……!」
???「貴様は、すべてを投げ出しこの地まで逃げてきたんだ」
シロー「違う……違うっ!」
ガ ギ ン ッ !

???「薄っぺらたい剣技だ……!」
シロー「ぐ、っ!」
???「仲間のためだと偽り、誰かを護るためだと嘘で塗り固め……」
ギャ ギ ン ッ !

???「耳障りのいい事ばかり周りに吹いてはちやほやされ、周りに誰かがいる心地よさに酔いしれ……」
シロー「っ、うるさい……!」
???「その実はお前自身を守るためだけの、くだらない保守のための剣……!」
シロー「黙れ……お前に……!」

???「孤独で臆病なお前らしい、
人の形をした化け物が振るうにふさわしい剣技だ!」

シロー「お前になにがわかるってんだよ!」

ズ ガ ッ !
ど さ っ ・ ・ ・ !

???「…………」