リーファ「さて、それではシローくん。改めてお話をいたしましょう。

 あなたの言っていた、頼みごとのことです」

シロー「っ……」





リーファ「あなたの折れた剣、黒剣ブラックトリガー。

 私なら、それを直すことができます」

シロー「っ、ブラックトリガーを……! 、……でも……」

リーファ「でもは聞きませんよ、シローくん。それに頼みごととはいえ、ただで直すわけにはいきません。

 ふふ、ついてきてください」



・・・・・・・・・・・・・







リーファ「私が剣を直すに相応しいか……私が直した剣を振るうに相応しいか、見極めさせてもらいます」

シロー「、……何を、すればいいんすか?」

リーファ「ふふ、身構えなくてもいいですよ。簡単です。

 ……さて、つきました」





リーファ「この崖の下には大きな樹海が広がっています。藤宮大森林のほぼ中心。

 ここであるものを探してもらいます」

シロー「探す、って……鉄鉱石とか、石炭みたいな燃料とかっすか?」

リーファ「ふふ、そんな大仰なものじゃありません」




す っ



リーファ「この、メダリオンです」

シロー「メダリオン、すか?」

リーファ「はい」

シロー「てっきり剣の材料とかかと……」



ひ ゅ っ !



シロー「あっ……!

リーファ「あれを取ってきてください。

 時間や期日は問いません。食べられる野草や薬草、野生生物も多いので、問題はないと思います」

シロー「こ、この森ん中で、すか……!?」




と ん っ



シロー「へ……?」

リーファ「ふふ、がんばってくださいね」

 その言葉が最後……





 リーファさんのきれいな笑顔が、やけに印象に残った