シロー「……ザック先輩……結局、何時間走ったんすか……?」

ザック「はっはは、長いツーリングは久し振りだな。天津風も連れてくればよかったか」

シロー「3人乗りはさすがに……てか、ここって……」





ザック「ハーネス西部の丘陵地帯に広がる藤宮大森林

ゼルガスの森、火遠理山ほおりやま樹海と並ぶハーネス屈指の大森林だ。

 ま、観光地域じゃないし演習とかにも使われないから、あんまり有名じゃないけどな」





ザック「確か道なり真っ直ぐ……だったよな? まぁ中腹あたりにいるって聞いたことある。行けば会えるはずだぜ」

シロー「ちょ、大雑把……ってか、ザック先輩は行かないんすか?」

ザック「悪ぃけど、そういう約束だからな。

 っと、」


ひゅっ

ぱしっ

シロー「っ、

ザック「忘れモンだ。大事な剣だろ、埃被らせとくなよ」

シロー「、……てか、ザック先輩約束って誰の……」



ギ ャ ッ !



ザックそれじゃあがんばれよっ!

シロー「ちょっ、ザック先輩!




キ ン ッ



シロー「…………」



ジャ カ ッ



シロー「……ウソだろ、おい……」






ザックおぉ天津風! 俺だ俺」

天津風も、もう! こんな時間までどこ行ってるのよ! 心配したじゃない!

ザック「悪ぃ、シローの世話焼いてたらあっという間だ」

天津風ちょっ、ちょっと! ホントにあなたどこにいるのよ!?





ザック(……ここまでは約束果たしたぜ……後はシロー次第だな、つばさ)

天津風ちょっとザック聞いてるの!? なんでそんな遠くにいるのよ!

ザック「はっははは、いざとなったら野宿すっから心配すんなって!、」

天津風なにバカ言ってるのよ! もう……あぁ、もうっ!