ド ギ ャ ッ !

エクシア「無事か?」
シノ「だっ、エクシアの旦那!」

シノ「ありゃなんなんすか!? 敵の新兵器って感じじゃねっすし!」
カオルコ「敵の主犯格はどうなりましたか?!」
エクシア「………」

リュージュ『それと、都合のいい話になっちゃうけど……これが終わったら、彼らの事任せてもいいかな』
エクシア「…………」
リュージュ『彼らは良い奴ばかりでね。腐ってもいいっていうのに、ずぅっと黙って俺について来てくれてた。
……最後に、花持たせてあげたかったんだけどね……』

エクシア「……俺ぁ、誰かの気持ち汲むってぇのぁ下手糞でな……
いっつもいっつも、肝心なこたぁ後で後でになっちまう……」
カオルコ「ど、どうかなさいましたか……?」
エクシア「どうもしねぇよ……ただまぁ、テメェの不甲斐なさに苛立ってるだけだ!」

アイリス「モビルアーマーが相手なら、私も出たいところだけど……
セイバー、任せていいかしら?」
セイバー「はっ! アイリス様の命とあらば!」
アイリス「無茶はしちゃダメよ。お願いね」

『……独り言だと思って、聞き流してくれて構わない……
先程から、同志たちだけじゃない……総隊長達と連絡が取れない……指揮系統が、機能していないんだ……
もし、なにかあったというなら……総隊長も、分隊長も助けてほしい……
勝手だとは分かっている……だが、それでも……総隊長は……!』

アイリス「ええ、当然よ! 助けを求められて助けないモリビトなんていないんだから!
……うふふ。やっとモリビトらしくなってきたって感じね!」