
シロー「え、クリス……え、へ?」
クリス「ん? どうかしたのかね皆の諸君。まるで幽霊でも見たかのようにボケーっとして」
マト「えっ、え、えーっ!? だってクリスさん、さっき自害したってあたし聞いて……?!」
クリス「……ふむ、キミ達まで騙しおおせるとはなぁ。はっはっは! 愉快愉快」
ヨミ「不愉快です」

クリス「長門に私そっくりのメンタルモデルを作ってもらっていてな。今から三日前だろうかにこっそり入れ替わっていたのさ。
今頃奴等はてんやわんやだろうなぁ」
マト「えーうそぉ~……」
シロー「……なんでそんなことしたんだよ」

クリス「ふむ。奴らの目を欺きつつ、戦力を整える時間を稼ぐためだよ。
ラボのデータベースには漁られては困るものが山ほどあるし、私がいないとわかれば奴らの捜索、警戒もより厳重になってしまうだろう。ならば目の前で死んでやれば、さしものハーネス決起軍といえども諦めざるを得ないだろう考えたからさ。
それに何より……」

クリス「『やるなら派手に』。それが私の信条なのでな」
シロー「悪趣味だって言ってんだよ……」
クリス「はっはっは! おかげで生体メンタルモデルの挙動関係などのデータも取れた! 思いがけず一石二鳥になったわけだ。悪趣味とていい結果を生むこともあるのさ」
ティアナ「……い、生きててよかった、です……」

長門「艦隊帰投した。……敵の包囲網はかなり完成している。これ以上の救援は難しいな」
クリス「そうか……ふむ、しかし13班全員の招集に成功するとは、なかなかやるではないかね」
長門「ビッグセブンとしては、もう少し探し出したかったが……」
クリス「いや、13班全員を探し出しただけでたいしたものさ。後は主役の登場を待つだけだが……」

エクシア「悪ぃ足挫いちまってな。遅くなっちまった」
あかね「えっ、エクシアさぁんっ!」
れい「無事、だったんですね……よかった、です……」
クリス「いぃや遅くなどない、タイミングバッチリさ。
では、指揮と説明をしてくれたまえ。13班班長、エクシア殿?」