ザ ギ ャ ッ !



ディケイド「二人が危ないぞ、助けないのか? 仲間だのなんだのと言っておいて薄情だな」

シロー「(なんか前にも言われた気がする……決まり文句か?)

 ……あの二人なら問題ねぇよ! お前が見くびるよりずっと強ぇからな!

ディケイド「ふんっ、虚勢にしか聞こえないな。そういう言い回しは結果を見せてから抜かせ」





シロー(……つっても、さっきの……大丈夫、だよな……!)







あかね「はっ……は、ふ……」

 ど、どうし、たんだっけ……?





 パレットスーツじゃなきゃ、防げないって思って……

でも、やっぱり止められなくて……はふ……

 なんで……なんで、あたしは……

  なんにも……なんにも、できない……





「、じょうぶ……」


 あたし……れいちゃん……ひびき先輩……シロー、せんぱいぃ……


 「大丈夫、ですか?」





あかね「は、はふ……?」

 「気が付いたみたいですね! ……あはは、よかった」

あかね「ど、どうし……へふっ?」

卯月「すぐに起きてくれてよかったです……あはは、あかねちゃんすごいですね」

あかね「う、卯月さん!? ど、どうし、はふっ?!




< 異能力『キズナイーター』 >
 他者の受けた傷やダメージを吸収することができる。
重傷者をごく短時間で完全回復できるが、その分のダメージは自身が負うことになる。負いすぎると当然・・・。


卯月「わたしの、異能力です……あかねちゃんの傷は、わたしに移したから……

 あかねちゃんはもう大丈夫です」

あかね「へふっ……で、でもそれじゃぁ、卯月さんがぁ……!」



ど し ゃ っ



あかねう、卯月さぁんっ!

卯月「あはは、わたしは大丈夫ですよ。慣れてますし……

 それに……あかねちゃんがいれば、だいじょうぶです……」

あかね「は、はふ……?」





卯月「シローくんが言ってたじゃないですか……

 それにわたしは……いっぱい、いっぱい背負って……その重さを、ちゃんとわかってるあかねちゃんは……ちゃんと、強いと思います……」」

あかね「は、はふ……」

卯月「だから、あかねちゃんなら、あの怪獣たちも……きっと、助けられます。

 ……信じてますよ」