リン「ふ~ん、直接会いに来るなんていい度胸じゃない。あの時のリベンジってわけ?」

れい「ち、違い、ます……あの、事前に連絡してあったはずじゃ……」

リン「冗談よ、頭堅いわね」

れい「~~……」





カナン「こらこらリン、お客さんをあんまりからかうもんじゃないよ」

リン「この子はお客じゃありません、私に教わりたいって言ってきたんです」

カナン「そうは言ってもそんなキツく当たらなくてもいいんじゃないかな? せっかく手伝いついでに教わりに来たんだし」

リン「甘やかしても教育にはならないと思います」

カナン「……なんかリン、今日妙に厳しくない?」





リン「そりゃあたしとやり合った相手がわざわざ短剣スキルを教えてほしいとか抜かすんですから。しかもシローの後輩と来た」

カナン「う~ん、だからってやっぱり厳しすぎじゃないかな」

リン「普通です。カナンさんが甘すぎるんじゃないですか?」

カナン「確かに甘いものは好きだけどね」

れい「~~……」





カナン「や、ほっぽっといちゃって失礼。私はカナン、第8班で副班長をさせてもらってるよ。よろしく」

れい「え、あっ、すみま、せん……第13班所属の、黒騎れい、です。

 お時間を取らせていただき……」

リン「あぁもういいわ。最低限の礼儀はあるみたいだし、あたしそういうカタッ苦しいの好きじゃないから」

れい「~~……すみません……」





カナン「ごめんね。いつもはあんなじゃないんだけど、今日はなんかピリピリしてるみたいでね」

れい「、その……ご迷惑をおかけして……」

カナン「あぁいいっていいって、君が謝ることないよ。こっちも人手不足だったとこだし、迷惑ってことはないからさ」