アキヒロ「えぇと、その……」

ショックウェーブ「……大体何があったかはわかった」

アキヒロ「……すまん、じゃねぇ……すみません」

ショックウェーブ「いや、謝ることはない。が……」





キャス狐「私は、お師匠様がいない間、ここの山を護れって言われて護ってたんです」
ガナハ火遠理山ほおりやまをか! 自然がいっぱいでいい場所だぞっ!

キャス狐「それなのに、最近になってあいつらが来て……開拓だとかなんだとか言って山を荒らしてきたんです……。

山を護るために私は……その、いろいろ妨害とかしてたんですけど……この、ままじゃ……

 お願いです! 助けてください!





アキヒロ「……ああ、任sっ?!

ショックウェーブ「申し訳ありませんが、即答はしかねます」

ガナハなっ、なんでっ! なんでだぞっ!?

セルゲイ「……そいつは、カネシロと名乗ったそうだな」

アキヒロ「あ、ああ。俺もそう聞いたが……」





セルゲイ「お前達が関わったカネシロという人物……奴の存在は我々にとっても目に余るが……」

アキヒロ「アンタ……」

セルゲイ「……ハーネス軍は、この件には介入できない」

アキヒロっ、どうしてだよ?!





セルゲイ「バックについている者が大きすぎる。この一帯だけでなく、ハーネス軍にも影響を与えられるような者だ。腰巾着とはいえ、我々程度の嘆願では握りつぶされて処分されるがオチだ」

アキヒロ「っ、じゃあ俺達が行けば……」

セルゲイ「……同じ理由で、お前達モリビトの行動を許すわけにはいかん。

 場合によっては、ハーネス軍からお前達に抗議を出すことになるかもしれん。最悪……お前達モリビトの立場が危うくなるかもしれない」

ショックウェーブ「……というわけ、ですので……少s……」

キャス狐「………っ!





キャス狐だから私はっ! お前達みたいなロボットが大嫌いなんです!

ショックウェーブ「お、落ち着いt……」

キャス狐いつも、いつもそう言って……助けてって言っても、助けてくれなくて……!

 私が何度……何度っ……!!





キャス狐「……アキヒロは……アキヒロは……助けて、くれますか……?」

ショックウェーブ「……アキヒロ。」

アキヒロ「っ……~~……くっ……!」

キャス狐「……、…………もう、いいです……」





キャス狐「……もともとタマモは、一人であの場所を守ってました……

 ……今更、誰かに頼ること自体間違いだったんです……」

アキヒロ「…………」

キャス狐「……もう二度と、あなた達には頼りません。

 ……さよなら」