
『 機動工作艦 ホバーカーゴ 』
バース「救助に成功した生存者は3名。現在はこの艦のドック設備で応急処置を進めている。タカキもフレームレベルでダメージを負って行動不能、以降の作戦参加は無理だろう」

バース「本来なら、救助者とタカキを屋敷まで連れて行くべきだが……」
長門「ラビリスが未帰還だ。容易く見捨てるわけにはいかん」
バース「だが、捜索を行おうにもヤツにまた来られては、見つかるものも見つからなくなる」
長門「…………」

長門「私の主砲を持ってしても、盾一枚しか砕けなかった……あの装甲を抜くのは、容易い事ではない。
……この艦の武装は使えるのか?」
バース「敵は重装甲のうえにあの機動力がある。それに対しホバーカーゴの武装は対空武装程度……対地、それもMS一体に対して有効な兵装は搭載していない。
なにより……」

バース「敵の火力が高すぎる。あれは対人用に調整されたものではない、対機械、拠点制圧用レベルのものだ。下手に攻撃目標と捉えられれば、このホバーカーゴすら耐えられるかどうか……」
長門「直撃すれば、私とてただでは済まないだろう。まして、バンシィらでは……」
バース「シノとアキヒロは実戦経験に乏しいという点もある。性能面を鑑みても……下手に戦おうものなら、被害の増加も考えられる。
……分が悪いな」
長門「…………」

バース「こうは言ったが……今回の作戦の総指揮官は長門だ。判断は、長門に委ねたい」
長門「……一刻を争う場ではあるが、策を練る。持ってきた装備のリストと……少しでいい、時間をくれ」
バース「わかった。こちらは敵機の解析と装備の準備を進めておく。必要とあらば……」
長門「必要とあらば、なんだ?」
バース「……いや、なんでもない。忘れてくれ」
・・・・・・・・・・・・・
ガシュンッ

???『自己修復システム作動。エネルギー、弾薬補給開始……
補給完了まで約8時間……8時間、かぁ…… 』

???「なら、しばらくゲームは休憩ね……シャワー浴びてこよっと!」