天津風「あっ、そこのあなた、ザック……えと、黒髪で背が高くて……カッコいい人……なんだけど、見かけなかった?」

「その……見てない、かな」

天津風「そう……ありがと。あたしは天津風、見つけたら教えてちょうだい」

「……わかった」

天津風「まったく、病み上がりなのに無茶ばっかりして……私と会った時となにも変わってないじゃない……もう……」





天津風ザックぅ! どこ行ったのよぉ! またエリートさんに怒られるわよ!


「ちょっと個性的な人が多いけど……異能力者って言っても、私とかとそんな変わらないんだよね。

 ……てか、今は私も異能力者か」





「(使えるようにはなった、けど……出せるか出せないか程度……

 あれを使って、戦うなんて……)


 ……ホント、先は長いな……」




ど ん っ

きゃっ!

バンシィぅ、おっ!



ど さ っ



「い、痛た……」

ラビリスんやっ! 大丈夫やね!?」

バンシィ「わ、悪ぃ、ケガとかないか?!

「へ、平気……」