
天津風「あっ、そこのあなた、ザック……えと、黒髪で背が高くて……カッコいい人……なんだけど、見かけなかった?」
凛「その……見てない、かな」
天津風「そう……ありがと。あたしは天津風、見つけたら教えてちょうだい」
凛「……わかった」
天津風「まったく、病み上がりなのに無茶ばっかりして……私と会った時となにも変わってないじゃない……もう……」

天津風「ザックぅ! どこ行ったのよぉ! またエリートさんに怒られるわよ!」
凛「ちょっと個性的な人が多いけど……異能力者って言っても、私とかとそんな変わらないんだよね。
……てか、今は私も異能力者か」

凛「(使えるようにはなった、けど……出せるか出せないか程度……
あれを使って、戦うなんて……)
……ホント、先は長いな……」

ど ん っ
凛「きゃっ!」バンシィ「ぅ、おっ!」
ど さ っ

凛「い、痛た……」
ラビリス「んやっ! 大丈夫やね!?」
バンシィ「わ、悪ぃ、ケガとかないか?!」
凛「へ、平気……」