千早「綺麗な装甲してるね、キミ」

バルバトス「そう?」

千早「うん。それに……」

バルバトス「どうでもいいから早くして」

千早「もちろん」





千早(思った以上にひどい状態……メンテしてないのかな? その割にはよく動くみたいだけど……
 装甲自体はよくある素材だけど、この塗料は見たことないなぁ……これも装甲の一種?

それに……エイハブリアクター? 最新鋭の技術がなんで……それにこんな形、まるで……)

バルバトス「どうかした? 早くして」

千早「そんなせっかちじゃ女の子に嫌われるよ?」

バルバトス「どうでもいい」





バンシィ「よっ、オレはバンシィ。同じMS同士よろしくな!」

バルバトス「……何、なんか用?」

バンシィ「なんだよ、ソッ気ねぇなぁ」

バルバトス「うざい」

バンシィそりゃねぇだろ!





ラビリス「ウチはラビリス、よろしくやね」

バルバトス「……よろしく」

バンシィ(オレのこと流したくせにラビリスには返事すんのかよ……!)

ラビリス「さっきちらっと聞いたんやねど、長門さんやね? その人って、どんな人やね?」

バルバトス「……話す必要ある?」

バンシィおい! ラビリスにお前……!」





ラビリス「えぇやねよバンシィ。長門さんはこれから助けに行く人やね。それに、一緒に闘うバルバトスくんの知り合いなら、知っておきたいやね」

バルバトス「……。

 ……アンタも、人って言うんだな」

バンシィ「なんだよ、それがどうって……」





バルバトス「長門は……何も知らなかったおれに向かう場所をくれた」

ラビリス「向かう場所、やね?」

バルバトス「あいつは、すごいヤツだ。あんた達にとってそうじゃなくても……

 こんなところで終わっていいヤツじゃない。だから、おれは長門を助ける」

バンシィ「……へへっ!



が ば っ

バンシィ「無口で不愛想なヤツかと思ったけど、いいとこあるじゃんかよ!」

バルバトス「近い」

バンシィカタいこと言うなって!

ラビリス「にひひひ、仲良くなれそうでよかったやねぇ」

バルバトス「……どうでもいい」





千早(ちょっと邪魔だけど……青春してるって感じね。

 うん、いい感じいい感じ)