ストレングス「…………(ぐいぐい)」

れい「その、シロー、先輩……」

シロー「…………」



・・・・・・・・・・・・・







つばさ「手を、貸してくれるか……?」

シロー「え……はいっす」



く っ

シロー「……つばさ、先輩……?」

つばさ「…………わかる、か?」

シロー「…………っ……

つばさ「……わかった、ようだな」





つばさ「……毒の、後遺症……神経障害だと、シャマルは言っていた」

シロー「…………」

つばさ「手の末端の感覚が……ほとんど、ない……力を込めているはずなのに、力が伝わらない……」





つばさ「普段なら血が滲むほどに力を込めなければ、剣すらまともに持てないほどに、な」

シロー「っ……それ、って……」

つばさ「……だが……そんな無理も、いずれ…………

 私は、もう……」





つばさ「これまでのように、剣を振るうことはできない……」

シロー「っ!?

つばさ「……剣を、折られてしまったんだ……もう、キミの知っている……

 剣士としての、私は……死んだ……」



・・・・・・・・・・・・・







れい「~~……あの時、つばさ、さんと……つばささんに、なにかあったんです、か?」

シロー「…………」

れい「……~~…………」

ストレングス「…………(なんか話してよ……)」