
唯依「……あの時は、助けられた……お前たちがいた、おかげだ……」
サーニャ「…………」
唯依「……この刀も、無くすわけにはいかなかったから……その礼も言いたいが……」

唯依「……エクシアさんは、私と戦っていなければ……私が胴体を貫いていなければ……負けなかったかもしれない……」
サーニャ「…………」
唯依「……あの人の……エクシアさんの、死の一旦を担ったのは、確かに私だ……尊敬する、師であるはずの相手に……凶刃を、振るってしまった……
だから、私にはもう……この刀を手にする……モリビトを名乗る、資格は……」
サーニャ「…………やめて、ください……」

サーニャ「エクシアさんは……きっと、あなたのことを……ずっと心配してたんです……
そうじゃなきゃ、自分を斬った相手を、守って連れて帰れなんて……言わないです」
唯依「…………」
サーニャ「……だから……だから、その……」

サーニャ「エクシアさんが、唯依さんを助けようとして……あなたを、助けたこと……
唯依さんが、助けられたこと……忘れないで、ください」
唯依「…………」
サーニャ「……これから唯依さんを、モリビトまで連れて帰ります……エクシアさんの……最後の、命令ですから……絶対に、完遂させます」

サーニャ「私がしたかった話は、これだけです……そ、それじゃ、ごめんなさい……失礼、します……」
唯依「…………」

ぐ っ ・ ・ ・
唯依「……エクシアさん……私は……私は……!」