【 ハーネス嶺
 ニーズシティ近郊 】




ショックウェーブ「クリス班長、準備完了しました」

クリス「よ~しっ、ではこれで本日3度目の試験になるな。あかね、準備はいいかね?」

あかね「えぇ~とぉ……は、はひ! 大丈夫ですぅ!

クリス「よし……起動したまえ!


ゴ ウ ン ・ ・ ・

パ キ ン ッ !


ショックウェーブ「プラズマシャドウ定着率100%、実体化します」

クリス「よし、そのまま……!」


あかね「はふっ、はじめましてぇ! あたしは……!



パ シ ュ ゥ ゥ ・ ・ ・

ショックウェーブ「プラズマシャドウ定着率低下……消失。クリス班長……失敗、です」

クリス「……ふむ、見ればわかるさ。あかね、何か聞こえたかね」

あかね「はふ、ちょっとだけ……でも、何を言ったのかわからなかったですぅ……」

クリス「やれやれ……」





あかね「教えて、グランドキングぅ……どうして、心を開いてくれないの?」

「…………」

あかね「……はふぅん……応えてよぉ……」



ショックウェーブ「とんでもない技術ではありますが、理論上の問題はないというのに……何が原因なのでしょうか」





クリス「あるとすれば、精神面というか意志の問題というか……

 ふむ、やはり、どこぞの誰とも知らん輩がやらかしたものをなぞろうとするのは難しい、か……ふん、腹立たしい」

ショックウェーブ「クリス班長?」

クリス「我々が用意しうる技術面は完璧だという事だ。いつも不確定要素は意志、人格、精神の領域にある……
 はっはっは! だからこそ、面白いというものなのだよ!