ティアナ「昔の……私が、モリビトに来る前なんだけど……ちょっと、怖い目にあったことがあってね。

 その時の、トラウマっていうのかな……普段は平気なんだけど、戦いのときに近づかれると……足が震えて、動けなくなっちゃって……」

れい「そう、なんですか……」

ティアナ「相手に近づけないから、銃を使うようになったって……かっこ悪いよね?」





れい「そんなこと、ない、です。それに、後から銃を使うようになって、こんなに強いって……やっぱり、すごいと思います」

ティアナ「……れいちゃん、励ましてくれるんだね」

れい「そっ、そんなこと……私は、本当に……」

ティアナ「ごめんね、ちょっといじわる言っちゃったね」





ティアナ「みんなには言っちゃダメだよ? 恥ずかしいし……」

れい「は、はい! もちろんです!」

ティアナ「ありがと。それにれいちゃんに聞いてもらえて、ちょっとすっきりしたよぉ」

れい「そ、その……お役に立てて、よかったです」





バンシィおお、ティアナ! れい! 訓練がんばってんな!

れい「ば、バンシィさん?」

ティアナ「ストレングスも、どうしたの?」

バンシィ「へへっ、特訓してるって聞いたからな。近くに来たついでにストレングスと差し入れ持って来たぜ!」

ストレングス「…………(もってきたぜ~)」

れい「あ、ありがとうございます」

ティアナ「バンシィありがとね。それじゃみんなも呼んで休憩しよっか」





れい(……銃を使うようになったってことは……その前には、なにを使ってたんだろ……

 それに、戦ってる相手に近づけなくなるような、怖いことがあったのに……まだ、戦いのある場にいるってことは……?)

ストレングス「…………?」

ティアナ「? れいちゃん?」

れいあっ、いえ! なんでもない、です」