
シロー「そういえばれいさ。聖遺物使った時、歌とか聞こえなかったか?」
れい「歌、ですか……言われると、確かに聞こえました」
ひびき「えへへ~、どんなだった~?」
れい「そ、その……どんなのか、までは……わからなかった、です」

シロー「リズムってか、音調とかってわかったか? オレのは結構激しい感じのだったと思うんだけど」
れい「え……えぇと……確か、ゆったりした、というか……激しい感じではなかったと、思います」
シロー「そうか。なんか激しそうなのかなって思ったけど」
ひびき「いろんな聖遺物で違ったりするのかな~?」
れい「わからない、ですよ……」

シロー「聴こえるときは聴こえるのに、いざ思い出そうとするとわからない。
『聖遺物』から聴こえる『歌』はそういうものらしいって、オレもつばさ先輩から教えてもらったよ」
れい「そ、そうなん、ですか……(アイリスさんが言ってた、聖遺物の意思と、関係があるのかな……)」
ひびき「あたしもシローも最初だけしか聞こえなかったし~……つばさ先輩もまだって言ってたからね」
れい「……」

シロー「使いこなせるようになれば、もっと聞こえるようになるかもしれないからなぁ……言い方変えれば、歌が聞こえるようになれば、使いこなせてる証拠か……
まだまだ、がんばんないとな」
ひびき「えへへ、そうだね~」
れい「……私は、また使えるようにならないと……」
シロー「ははは、れいならすぐ使えるようになるって」
ひびき「えへへ~、そ~だよ~」
れい「も、もう……簡単に言わないでください」