アイリス「だから、れいちゃんには選んでほしいの。責任を押し付けるようかもしれないけど……

 聖遺物『聖銃ゲオルギア』。それを、れいちゃんはどうするのか」

れい「……わ、私、は…………」





れい「私は、この力が、本当に何なのかは、まだ、わかりません……たぶん、どれだけ重要なものなのかも、よく、わかってない、と、思います……

 ……でも……私が、誰かを守れる……大切な人を、守れる力を、使っていいという、なら……」

アイリス「…………」





れい「それは……とても、誇らしいことだと……嬉しいことだと、思います……」

アイリス「…………」

れい「で、ですので……ですから、その……」

アイリス「……ふぅ、うふふ♪」




アイリス「もう一つ、聞こうとしてたんだけど、必要なくなっちゃったわね」

れい「え……?」

アイリス「その力を、れいちゃんは何に使いたいのか。どう使いたいのか、って。

 うふふ、大切な人を守れる力……そう思ってくれて、とてもうれしいわ」

れい「ーー……そ、その……ありが、とう……ござい、ます……」





アイリス「それでは、モリビト機関総長として、聖遺物『聖銃ゲオルギア』を、黒騎れい。あなたに託します。

 ……がんばってね、れいちゃん♪」

れい「っ……はい!

アイリス「うふふ。それじゃ、外でシローが心配してるみたいだし、カタい話はそろそろおしまい♪ お茶にしましょうか。焼きたてのケーキもあるわよ♪」

れい「は、はい」