シロー「…………」

ストレングス「…………」

セイバー「シロー様、お気持ちはわかりますが、少々落ち着かれてはいかがですか?」

シロー「あぁ、すまん……でもなんてーか、こういうのって2度目だか3度目だからなぁ……自分のことより心配で……」

セイバー「ふぅ、仕方ないですね。ハーブティでもお淹れいたします。アイリス様が焼いたケーキもあるので、一息ついてください」

シロー「あぁ……そうだな、すまん」

ストレングス「…………!」








アイリス「度々ごめんなさいねぇれいちゃん。こう何度も呼び出しちゃって、悪いわよねぇ」

れい「いっ、いえ、そんなことは……それで、その……」

アイリス「ええ。報告書は読ませてもらったわ。あと、クリスとシャマルからお話もね。

 ……不思議なこともあったものね」

れい「っ……」





アイリス「今、あなたの中には、聖遺物「ゲオルギアが宿ってる。そのことはわかるかしら?」

れい「はい…………その、あまり実感というか、は……ないん、ですが……」

アイリス「うふふ、そうよねぇ。私もその場にいたわけじゃないけど、あんまりにも突然だったみたいだから、仕方ないわ」





アイリス「これは私個人の感想もあるけど……聖遺物には、「意志」があると思うの。

 そしてあなたは、その聖遺物……聖銃ゲオルギアに、選ばれた。あなたが選んだんじゃなく、あなたが選ばれたの」

れい「……私、が……聖遺物、に……そんな……」

アイリス「うふふ。私はれいちゃんが、聖遺物所有者になってもいいと思ってるわ。でも、その力が重く感じたり、責任を持てないというなら、そのことで責めることもしない」

れい「…………」





アイリス「もちろん、れいちゃんが迷惑だと思うのなら、外科的、というわけではないけど、聖遺物をあなたから摘出することはできるわ。それを一時的に保管して、他に適合する人に託すことも、ね」

れい「…………」

アイリス「だから、れいちゃんには選んでほしいの。責任を押し付けるようかもしれないけど……

 聖遺物、『聖銃ゲオルギア』。それを、れいちゃんはどうするのか」

れい「わ、私、は……」