つばさ「エクシアさんには、私から話を通しておいてもいい」


シロー「…………………



 ……つばさ、先輩…………」





シロー「すんません、その話……お断りしても、いいっすか?」

つばさ「……。……私の下では、不満か?」

シロー「いや、それはないっす。むしろ光栄以外なんもないっす。

 でも、オレとしては……今、任されてる13班第2小隊を放り出してつばさ先輩のところに行くような中途半端じゃ……つばさ先輩の隣に立つ資格、無いと思います」

つばさ「…………」





シロー「つばさ先輩が認めてくれたのは、本当にうれしい……本当に、嬉しいんすけど……でも、オレ自身がまだ、つばさ先輩と並ぶには、早いと思うってか……そう、感じるんす」

つばさ「…………」

シロー「その、だから……」


つばさ「……いや、いい」





つばさ「……ふふっ、試したようで、すまなかったな」

シロー「……試……え?」

つばさ「キミが、ちゃんと小隊長を務めてられているのか、少し気になったのだが……これは、とんだ杞憂だったようだな。すまなかった」

シロー「そ、そうだったんすか……冗談ってか、だったんすね」

つばさ「ふふ、半分は本気だった。残念なのは確かだが……それでも、キミの選択を誇らしく思うよ」

シロー「ー~……て、照れるっすよ、つばさ先輩……」

つばさ「ふふっ、ごめんごめん」





れい「…………」

あかね「はふ……れいちゃん、あたしたちもがんばんなきゃね」

れい「……うん!」