
シロー「…………え……?」
つばさ「思えば、キミに剣や戦い方を教えた数は星の数ほどになるが、共に戦うことは数えるほどもなかった」
シロー「……いや、なんてーか……小隊、ってか……え……?」

つばさ「新規小隊制、というものが今、考案されていてな。
各班ごとの垣根を越えて、3~7人程度の小隊を構成。有事の際にはその小隊で行動し、機動力と運用性の増加を図ろう、というものが考えられている。当然、同じ班内での編成も可だ。
先のカーニバルも、各々の戦闘能力や戦闘適性、ひいては広域戦闘能力と指揮能力を測り、編成の一考とする意味があったんだ」
シロー「……え、そ……」
つばさ「私も、小隊を一つ預かることが決まってな。まず迎えるなら、キミがいいと思った」
シロー「……い、いや、でもオレより強いヤツってか……」

つばさ「さやかと互角以上に斬り結んだ剣技と気概、見事の一言だった。あれはまだ、研ぎ澄ますことができる。
それに、近接格闘同士の連携は射撃武器よりも難しい。キミの太刀筋なら私もよく知っているし、合わせるのもそう難しくはないだろう。お互いに、な」
シロー「ーー! ……で、でも……その、オレも13班で、れい達が……」

つばさ「エクシアさんには、私から話を通しておいてもいい」
シロー「…………………
……つばさ、先輩…………」