
クリス『シロー、聞こえるかね? ……シロー? 返事をしたまえ 』
シロー「……ああ、聞こえてる……今から、ザック先輩達の援護に戻る」
クリス『いや、その心配には及ばんさ。ザック達と交戦していた見知らぬ輩も姿を消したらしい。
……ふむ。その様子だと、どうやらとどかなかったようだな 』
シロー「…………」

クリス『メインサーバーの確認はこちらでやっておく。さっさとこちらに戻って来るがいい 』
シロー「…………くそっ……」
クリス『ふむ、憤るのは構わんの、だが…… 』

クリス『とっとと戻って、ラボの第3ハンガーに向かいたまえ。次善の策は打っておいた 』
シロー「っ!? クリス……!」
クリス『彼女のことを諦めきれんのだろう? なら、さっさと迎えに行きたまえ 』
シロー「……ああ!」
・・・・・・・・・・・・・

れい「…………せん、ぱい……」
ず っ ・ ・ ・

ツキカゲ「持ってきたようね」
れい「……はい」