つばさ「シロー……強く、なったな……」

シロー「はい……つばさ先輩の、おかげです」

つばさ「……違う。私のおかげなどではない……すべて、キミが自分の力で得たものだ」


シロー「……つばさ、先輩……その……

 ……ふーっ」










シロー「これまで、剣技からなにまでいろいろ教えてもらって……

 ありがとうございました!


つばさ「…………」








シロー「そ、それで、その……」





シロー「つばさ先輩が、よければ……なんすけど……

 ……これからも、いろいろ教えてもらえればと……思ってるんっすけど……」


つばさ…………ふっ」






つばさ「ふふふ、ああ。こちらこそ、キミがそう望んでくれるなら喜んで、だ」

シロー「え? ……でもつばさ先輩、教えることはないって……」

つばさ「あの時は、『今の』と言っただろう? それはその時のキミで……今のキミは、そうではない」





つばさ「改めて、言わせてもらう。迷いのない、綺麗な太刀筋だった……

 強くなったな、シロー」

シロー「……はは、つばさ先輩はさっきああ言ったっすけど……

 先輩と後輩と……みんながいてくれたからっす!」

つばさ「……そうだな。それも、よく伝わってきた……大きくなったな、シロー」

シロー「……はいっす、ありがとうございます!」