シロー「それじゃ、行くよオヤジ。いろいろ世話になったよ」

キリツグ「そうか。ふふ、不思議と、あっという間だった気がするね」

シロー「ははは。なんか普通に遊びまわってばっかで、オヤジとは全然話せなかったけどさ……。
 母さんになんか伝えとく事とかってあるか? あるなら聞いとくけど」

キリツグ「いや、アイリスもそろそろこちらに来ると話を聞いたから、大丈夫だよ」

シロー「母さんも来んのかよ……じゃあ入れ違いになるのか。わかった」





シロー「それとオヤジ……昨日、聞いた話のことだけどさ……」

キリツグ「……うん」

シロー「たぶんオヤジのことだから気にしてると思うけど、別にいいからな。

 なんてーか、上手く言えないけど……むしろ、話してくれてよかったよ」

キリツグ「……。ふふ、強くなったね、シロー」

シロー「オレが一人で強くなったんじゃない……後輩と、オヤジ達のおかげだよ」

キリツグ「……ふふ、ありがとう」





キリツグ「帰りの道中、気を付けて」

シロー「ああ、オヤジこそ元気でな。今度来たら、チェスかなんかでも教えてくれよ」

キリツグ「うん、楽しみにしておくよ。ストレングスも、気を付けてね」

ストレングス「…………(うん)」