シロー「アラビスタの連中が……って、マジかよ。この前話の分かるのと会ったっぽいのに……」

キリツグ「今、アラビスタは穏健派と侵攻派に分かれている。シローが会ったのは穏健派のほうだったんだろうな。

 最近、こういう小競り合いは少なくなかったが……」





キリツグ「澪、来てくれ。俺達が前に出る。シロー達は屋敷で、加賀さんを頼んだよ」

わかりました!

れい「は、はい!」

シロー「わかった。……こうなんなら、ブラックトリガー持ってくればよかったなぁ……」

キリツグ「なら、これを使うといい」


ぱ し っ




シロー「っ! これ、は?」

キリツグ五式斬機大剣改弐型。シローが以前使ってたのを打ち直して、再調整したものだ。

 重さ、リーチ、構造……ブラックトリガーとは違うが、シローなら使いこなせるはずだよ」

シロー「オレの、グランドスラム……」

キリツグ「休暇で来てたのに、ごめん……こっちは、任せたよ」

シロー「ああ!





キリツグ「それと加賀さん」

加賀「?」

キリツグ「俺達は見ての通り、こういう性分なものでね。助けられて迷惑をかけたとは、思わないでほしいな」

加賀「…………わかりました」