
れい「そ、その、あの人は……大丈夫、ですか?」
キリツグ「ああ、こちらの医務班に見てもらってるが、疲労がある以外に大きな問題はないそうだよ。二人のおかげだね」
シロー「いや、オレらのおかげってか、アイツが連れてってくれたんだよ」
キリツグ「ああ、そうだったな」

キリツグ「正直、驚いたよ。シェパードンか……ここの近くにも、まだいたんだね」
シェパードン「キュウゥゥ」
れい「そ、その……その子はどうするん、ですか?」
キリツグ「どうすると言われてもね……保護対象だけど、どうも懐いてるみたいだし」

キリツグ「しばらく……まぁ、こっちにいる間でいいけど、二人で面倒見てくれないかな?」
れい「えっ!? そ……」
シロー「オレはいいけど、れいは?」
れい「その、でも……私は……そん、な……」
シロー「ん゛~、でもなぁ……」

シロー「オレよりれいのが懐かれてるっぽいんだよなぁ」
シェパードン「キュゥゥン」
れい「あっ、な、なんで……?」
シロー「ははは、オレも一緒に面倒みるからさ」
れい「……その…………はい……」
キリツグ「ふふ、助かるよ。ありがとう」

シロー「あ、そうだよ。あの救助した人はどこいんだ?」
キリツグ「ああ、さっき目が覚めたみたいだよ。澪やザック達が見に行ったみたいだから、二人も見に行くといい」
シロー「ああ、そうする。まぁ普通に心配だしさ」
キリツグ「ふふ、ただ病み上がりだから、無理はさせないようにね」
れい「は、はい……」

れい「…………私に、そんな資格……」
シェパードン「キューン?」