ガ サ ガ サ ・ ・ ・



シロー「ど、どこまで行くんだ……?」

れい「その、シロー先輩……あの怪獣、絶滅危惧種って言ってましたけど……どうして、ですか?」

シロー「ああ、オレも母さんから聞いたから詳しくはないけど……」





シロー「背中に水晶ってか結晶みたいのあるだろ? アレに空気中とか周囲の魔力を蓄えられる性質を持ってるんだ。蓄えた魔力は濃縮して高純度になるから、いろんなことに使えるらしい。

 それを昔に悪用ってか、兵器転用されたらしくて……もともとハーネスには結構いたはずなのに、今では絶滅危惧にまで個体数が激減した」

れい「…………」





シロー「もともと賢いのに人懐っこいトコがあるらしいから、それも乱獲に拍車をかけちったらしいし……他人事みたいだけど、ひどい話だよな」

れい「……なら、あの……あの子は、一体どこに連れて行こうと……?」

シロー「……正直わかんないな。その恨みがどうのってのじゃないといいんだけど……思い当たるフシないし……」

れい「っ……」



・・・・・・・・・・・・・







シロー「っと、アイツどこ行った? まさか見失うとはなぁ……」

れい「でも、遠くには……っ! シロー先輩、あそこ!


シェパードンギャオォォ

シロー「ん? あんなところに……って」





シロー「おっ、あっ!?

シェパードン「キュウゥゥ」

???「う……ぅ……」

れい「さっきの、救難信号って……連れてきて、くれたの?」

シェパードン「キュゥゥン」

シロー「と、とりあえず連れてこう! なんか弱ってるっぽいし……」