「この技はその性質上、剣以外に複数の武器を持っているか、徒手での格闘ができる必要がありますし、正確に狙える技術も必要です」

シロー「なるほど……まぁ発想としてなくはなかったけど……」

「なにより失敗したり外してしまったときに危険というのもありますし、私も実戦で使ったことはないんです」

???「確かに、ヘタすりゃ銃とかより危険だよなぁ」

「もともとメイド流の剣術は護衛を主とするものですけど、これはシェルビーさんが考案した、ちょっと特殊な剣技なんですよ」

れい「……そもそも、剣技と言えるかもわからないですね」

シロー「ある意味、邪剣みたいなもん……ってか、だいたいおんなじか」





「でも、とっさに使えるようになればきっと頼りになると思いますし、私もシローさまにも向いてると思いますよ」

シロー「……そうだな、邪剣ならそもそも使ってるし、そういうの覚えたいと思ってたんだよな!」

???「はっはっは、なら、がんばんねぇとな!」


シロー「…………って」





シロー「ザック先輩!?

「はい、先ほどこちらにお着きになったので、ご案内いたしました」

ザックよっ、シロー。その調子だと、元気そうだな」

れい(い、いつの間に……?)

シロー「あ、はい、まぁ……てか、なんでザック先輩ここにいるんすか?」

ザック「そりゃぁな……」



ぎりぎりぎり


ザックお前のこと気になって様子見に来たんだよ!

シロー「いででででですんませんすんません!

ストレングス「…………!?」

れい「あ、そ、ちょ……」

「は、はわわ……」