
れい「…………」
シロー「…………」
れい「…………そっ……」

れい「っ、その……その、生意気なこと言って、ごめんなさい……」
シロー「…………いや、そうだな……そう言われてみりゃ、そうだったな」
れい「っ……ごめん、なさい……」
シロー「いや、そうじゃないてさ……ははは、自分のことでいっぱいいっぱいになって、肝心なこと忘れてたよな……」
れい「……?」
シロー(つばさ先輩がオレに、よく言ってくれたこと……オレにも、やっとわかった気がするな)
ぽ ん っ

シロー「ありがとな」
れい「っ!? ぁ……」
シロー「れい、お前が……オレの後輩でよかったよ」
れい「あっ、えっ、そ、の…………!?」
が さ っ
れい「っ!」

ストレングス「…………」
シロー「おっ、ストレングス、どうし……あぁそうか、もう夕飯か」
ストレングス「…………(ぐぅぅ……)」
シロー「……ははは、お腹すいたか。確かに、腹減ってきたな。れいも一緒に行こうぜ」
れい「っ、はっ、はい!」

れい「ーー……どうして、あの人は……!」