「そういえばシローさま、お荷物が少ないようですが、大丈夫なんですか?」

シロー「ああまぁ、着替えくらいしか持ってこなかったからさ」

「その、武器とかはお持ちではなかったのですか?」

シロー「……まぁなんてーか、急いできたからさ。本拠地に全部おいてきちったんだよな」

「全部、ですか……」





「お体が鈍ってしまうかもしれませんし、私の剣でよければお貸ししますよ。それにお屋敷には訓練用の物もありますし、トレーニングルームも……」

シロー「あ、あぁいやいいよ、休みに来たんだしさ」

「は、はい……差し出がましいことを言ってしまい、申し訳ないです……」

シロー「い、いや、そういうんじゃなくてさ……」





「……押しつけがましく進言してしまい……私はメイド見習い失格です……」

ストレングス「…………!」

シロー「い、いやだからそういうのじゃないって! 澪のせいじゃないよ、気にしないでいいよ」

「は、はい。……ありがとうございます」







シロー「……ビビッてブラックトリガーまで置いてくるなんて……ホント、カッコわりぃよなぁ……」