ド ッ !



シロー「いっつっ!? つ、つばさ先輩……?」

つばさ「…………」



パ ン っ !



シロー「っ…………!?





つばさ「迷った剣を、私に向けて振り回せば……キミの心が晴れるとでも思っていたのか?」

シロー「っ……つ、ばさ、先輩……」

つばさ「どう突き詰めようと、剣は武器であり凶器だ。下手に扱い、不意に命を奪ってしまう可能性は、必ずある。

 ……意志なき刃であれば、なおのことだ」





つばさ「……キミは、自分の意志なく、私に向けてただがむしゃらに剣を叩きつけていたんだ。わかるか?」

シロー「…………」






つばさ「……キミが今、なにをしていたのか……わかるな」


シロー「……………………はいっす」


つばさ「…………」





つばさ「今のキミに、教えることはなにもない。失礼する」

シロー「あっ、つ……。…………」